言葉がなければ人間は考えることはできない、ということは、今では哲学的には常識だけれど、一般の人がそう考えることはなかなか難しい。
ところで、昨夜、あるいは今朝目覚め時に見た夢を覚えていますか? 覚えていたとしても、説明できますか?
いざ、思い出そうとすると、まるで綿飴の塊のようにとけ去って、何も残らなかったりする。
これは、夢が脳のリハビリの残骸で、もともと言語化されていなかったから、じゃないかと思う。リハビリの残骸にいちいち言葉を当てはめようとしても、砂糖を水で洗うようなものだ。
ところで、コンピュータにも言葉はある。あるので、何かコンピュータにさせようとするなら、コンピュータ言語、機械語というのだろうか、で書いてやらなくちゃならないそうだ。
機会言語を与えると計算するコンピュータと言うものも、もちろん人間の作ったものであるから、言語がなければ、計算=考えることはできない。
ちょっと面白いね。
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