2015年9月27日日曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年9月 4:夜の給食


事情があって、自転車置き場の中では給食できなくなった。そればかりか、明るいうちは猫たちに給食するのは避けたほうがいいようだ。自転車置き場の利用者の中に数人、自転車置き場を運営している公社にクレームをつけた人がいるらしい。そのうちの一人に、先々週の土曜日、私も出くわし、言い合いになった。

Mさんの話によると、私たちだけではなく、自転車置き場を利用している人たちの中にも、猫たちにご飯をあげてくれる人たちがいて、クレームをつけた人たちの標的になっているらしい。クレームを嫌がった公社は、自転車置き場での給食を一切禁止する張り紙を、あちこちに貼り付けた。

キチガイはどこにでもいて、彼らの声は大きく、お役所をコントロールするのだ。

そういうわけで、夜、自転車置き場の外で給食することにしたが、夜、人目を忍んでのことで、彼らとゆっくりすごし、その様子をゆっくり観察できなくなった。

トミーたちのいる裏門はまだ大丈夫だが、明るいうちに裏門に行き、また、暗くなってから自転車置き場に行くというのは、とても大変なので、夜一度に済ますことにした。

写真がないとこのブログはおもしろくないだろう。余裕のあるときに明るいうちに裏門に行き、トミーとゆっくり過ごし、写真を撮ることができたときにでも、ブログを更新することにした。

そういうわけで、しばらく猫サンクチュアリのブログはお休みだ。


夜の給食はこんなに暗い。

2015年9月19日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年9月 3:猫サンクチュアリの危機


自転車置き場での給食が難しくなった。怒り心頭で今は書けない。詳細は次週。
写真はトミーの横顔。


2015年9月12日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年9月 2:猫サンクチュアリの彼岸花



自転車置き場の植え込みの狭いスペースに、毎年彼岸花が咲く。今年も2週間近く続いた長雨の後、そこに彼岸花が咲いた。

彼岸花を見ていると、稲刈りの後の田んぼのあぜ道に咲いていた彼岸花を思い出す。田舎の秋のひんやりした夕風、子供だったときの野心ともいえない野心も。

その彼岸花の横でミー子がご飯を食べた。

2015年9月5日土曜日

猫サンクチュアリ年代記2015年9月 1:いつも新鮮な水を


8月の最後の週末は、小雨の降る、涼しい週末だった。日曜日、そこいら中が水浸しのような気がして、給食にも、水を持っていかなかった。いつもは、水の入った大きめのペットボトル2本を持っていくのだが。

ところが、自転車置き場の策の脇にある、透明なプラスチックの水入れは、内側にミズゴケが生えているらしく、にごっておいしそうではない。取替え用にも、そもそも水を持っていっていない。

食事を終えた大黒丸が、いつものように水を飲もうとして、躊躇した。躊躇したが、水を飲み始めた。気のせいか、いつものようにおいしそうには見えない。

私は、雨が降ったから水はいらないだろう、と思ったことをひどく後悔した。

写真は水を飲む大黒丸