2016年12月31日土曜日

2016年12月 カイは行儀見習い中


今年は年の開ける前から寒い日が続いている。北風もぴゅーぴゅー吹いている。
でも今年最後の今日は、風のない日差しがたっぷりの暖かい日だった。

カイはトミーの保護下で行儀見習い中のようだ。カイがトミーやサンボと一緒に日向ぼっこをしているのを、先日見かけたが、今日のマタタビパーティでもあまり興奮せず、穏やかになった。

自転車置き場のミーコ、ヘンリエッタ、坊ちゃんもそれなりに元気だ。

来年もいい年でありますように。





ミー子、ヘンリエッタ、坊ちゃんの集合写真(?)とキンカン、カイ

2016年11月27日日曜日

2016年11月 マタタビパーティ再び


11月も雨や曇りの日が多く、外で暮らす猫たちにとってはつらい季節でした。
でも、トミーは、雨が降らない限りマタタビパーティの開催をあきらめませんでした。

そして、今日、ついにシャムも参加しました。もじもじした挙句、やっと一口なめただけでした。それでも大した進歩です。


先週はキンカンが、マタタビパーティの場所に先回りして、トミーの代わりに主催者になってしまいました。キンカンは大酒のみです。もっともっとマタタビをよこせと大騒ぎでした。

猫おばさんとトミーとキンカンの影

酔っぱらったキンカン

2016年10月30日日曜日

2016年10月 マタタビパーティ


トミーは週末の給食の後、雨が降らない限り必ずマタタビパーティを開催します。参加者はトミーと猫おばさんですが、最近キンカンも参加しました。シャムも参加したかったのですが、恥ずかしくてもじもじしているうちにパーティは終わってしまいました。


2016年10月2日日曜日

猫サンクチュアリ年代記 2016年9月 キンカン


こんにちは。僕はキンカンです。

今年の冬から裏門のあたりにいます。春にはサンボと一緒に去勢をしに動物病院に連れていかれました。とても怖かったけれど、また戻ってこれてうれしいです。

トミーとシャムはとても優しい大人の猫です。サンボとカイは僕の友達です。ご飯は毎日猫おばさんが持ってきてくれます。雨が降ると大変だけど、晴れるととっても幸せな気分になれます。

これがいつまでも続きますように。


2016年8月28日日曜日

猫サンクチュアリ年代記 2016年8 月 カイ

8月も終わろうとしている。

今朝カイに会った。1か月ぶりだ。カイがしきりにトミーに話しかけている。
給食の後のトミーのマタタビタイムにもカイは参加した。

カイの表情が柔らかくなり、穏やかになったようだ。
ようやく大黒丸を失った悲しみから回復したのだろう。


2016年7月30日土曜日

猫サンクチュアリ年代記 2016年7月 夏の日


みなさんお元気ですか。猫サンクチュアリのヘンリエッタです。

今日からとても暑くなりました。口内炎で口の中は痛いし、朝から暑いしで、食欲ありません。
ご飯は食べられませんでした。でもミルクを少しいただきました。



僕はトミー。裏門の猫サンクチュアリでは最年長になってしまった。

今日は暑い。年寄り猫にはこたえる。風邪もひいちゃってるし。でも猫おばさんにあいさつしなきゃ。あ、鼻をごしごし吹かれちゃった!


2016年7月2日土曜日

猫サンクチュアリ年代記 2016年6月 紙皿


4月の末から、猫サンクチュアリのあちこちに紙皿が現れるようになった。

誰かが早朝、紙皿で猫たちに給食しているのだが、猫たちが食べた後も放置されている。
猫をいじめる人々に見つかるのではないか、と私たちはずっと心配している。

紙皿で朝ご飯を食べているせいか、あるいは暑さのせいか、猫たちが朝の給食にあまり現れなくなった。

でも、ミー子はいつもいる。Mさんによると、ミー子は大人になってから猫サンクチュアリに捨てられたので、ほかの場所を知らないのだ。自転車置き場のある猫サンクチュアリが、ミー子の家なのだ。

またトミーは、ご飯に関係なく、朝私に会い、膝猫をするのが日課になっているので、紙皿のご飯があろうがなかろうが、私を待っていた。でも、6月中旬になって暑くなると、出てこなくなった。

今朝は、遊歩道を歩いているカイに出会った。

写真はミー子とヘンリエッタ

2016年6月4日土曜日

猫サンクチュアリ年代記 2016年5月 カイの新しい家族


Mさん の話によると、カイは自転車置き場から数十メートル離れた、小学校の裏門あたりにある、もう一つの、トミーの住む猫サンクチュアリに移動したそうだ。

もう一つの猫サンクチュアリは、今年93歳になるHさんというお年寄りの家の庭を中心にして、小学校の裏門あたりに藪の中やその近辺に広がっている。

そこには、2006年以前は大勢の猫が住んでいたが、現在はトミーとサンボ、シャム、キンカンがいる。今年で約10歳のトミーは子猫のうちに去勢し、2歳のサンボも去年、シャムとキンカンはつい最近去勢した。

ほかには山椒姉妹がいる。

雄猫たちはみんな穏やかな性格だ。

今朝、私も裏門の猫サンクチュアリでカイに会った。元気そうである。

カイが新しい家族に出会えて、本当にうれしい。


2016年5月3日火曜日

猫サンクチュアリ年代記 2016年4月 カイの悲しみ


大黒丸が死んでから、カイをあまり見かけなくなった。カイは大黒丸を慕っていたので、彼がいなくなってショックを受けている。

3月12日土曜日の給食には来た。

Mさんが大黒丸を自宅に連れ帰った3月13日以来、私がカイを見たのは3月20日のみだ。
Mさんもほんの数回見かけただけらしい。

Mさんの話によると、カイは裏門のほうにも現れたそうだ。

カイはMさんから大黒丸が死んだ事を聞いたかもしれない、聞いたかもしれないが理解できなかったのかもしれない。

見ていないものは理解できない。それで大黒丸を探して放浪しているのかもしれない。


とても悲しい春

2016年3月31日木曜日

猫サンクチュアリ年代記 2016年3月 大黒丸の最後の日々


少し暖かくなった3月5日の土曜日までは、大黒丸は元気だった。朝の給食にカイと一緒に出てきた。でも、3月6日の日曜日には現れなかった。

3月7日の月曜日は雨。Mさんの当番に代わったが、大黒丸は現れなかった。火曜日には雨が止み、暖かくなったが、大黒丸はほとんどご飯を食べず、足元もよろよろしていたそうだ。

9日の水曜日からは、給食にも出てこなくなったので、Mさんは大黒丸がいつもいる猫用ハウスにカイロと一緒にご飯を持っていった。でももう、全く食べなかったそうだ。

13日の日曜日、Mさんは大黒丸を自宅に連れて帰った。17日の朝、大黒丸は死んだ。

Mさんは大黒丸が猫サンクチュアリに登場した2002年からずっと、大黒丸の事を一番気にかけていたし、大黒丸もMさんが大好きだったので、最後の数日、暖かい乾いた場所で、Mさんと一緒にすごせて幸せだったと思う。

幸せな最後だったと思うが、悲しくてたまらない。大黒丸のいない世界はさびしい。

大黒丸がいなくなって2週間、猫サンクチュアリは桜が満開だ。

写真は2月の坊ちゃん、大黒丸(中央)、カイ


2016年1月30日土曜日

猫サンクチュアリ年代記 2016年1月 寒い日々


1月中旬から寒くなった。雪の日も雨の日もある。外で暮らす猫には大変な季節だ。今日は小雨の寒い日だったが、自転車置き場の猫たちはみんな待っていた。

坊ちゃんは順調に回復し、少し太ってきた。大は風邪を引いので、Mさんから風邪薬をもらった。ヘンリエッタは難しい事を言わなくなり、ご飯を食べるようになった。カイとミー子も元気だ。

シャムは今、毎朝、Hさんから薬をもらっているが、皮膚がなかなか回復せず、Mさんは心配している。

トミーは1月の前半、姿を見せなかったので心配した。心配しているのがわかったのか、朝出てくるようになった。

写真はシャム

2016年1月3日日曜日

猫サンクチュアリ年代記 2015年12月 退院後の坊ちゃん


退院後の坊ちゃんには、12月に入ってからようやく会う事ができた。

年末年始は毎日給食時にやってきたので、ひょっとして、坊ちゃんがいつもご飯をもらっている家が、旅行にでも行ったのかもしれない。

坊ちゃん、大黒丸、ミー子、ヘンリエッタ、カイ、シロ、トミー、サンボ、シャム、縞次郎、山椒など、今年もいい年でありますように。

写真は1月3日の坊ちゃん