2008年3月7日金曜日

ローカライズ――Localize

ヨーロッパ世界を中心に考えると、最初の文献のローカライズは、多分ヘブライ語の聖書が古代ギリシャ語に訳されたことだろうか。それともラテン語訳による聖書が先だろうか。

ルターがドイツ語訳を作ったことは有名だが、これもローカライズの一種だろう。聖書がローカライズされたということは、その地にキリスト教が広まっている、ということでもある。また、人々の生活のある種の部分がキリスト教化された、ということでもある。

ソフトウェアのローカライズも似ているなあ、と思ったりする今日、このごろ。Windows の日本語版とか、それで使う各種のアプリケーションの日本語版とか、単なるプログラムのローカライズにとどまらず、西欧的コンピュータ的思考に染まりつつある、私たちなのだ。

これって、どういうことだろうね。

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