「ソフトウェアの終焉」とは、salesforce.com CEO Marc Benioff 氏の言葉だ。
1990年代の半ば、商用インターネットが開始されたかされないか位の時期、PC のアプリケーションが個人で買うにはあまりに高価だったので、図書館から本を借りるみたいにできたらいいのに、と考えたことがある。いまようやく Google Docs でそれが実現した。十年以上たたないと実現しなかったことになる。
企業も同じだろう。特に自前でハードウェアやソフトウェアをそろえるとなると、中小企業や個人事業主にとっては大きな負担だ。
人間の使う道具は、あまりに複雑になったり高価になったりすると、誰かがそれを避ける方法を考えて、ビジネスとしてやってくれる。乗合馬車も飛脚も、列車も大型客船も大型旅客機も、みなそうだ。
要するにテクノロジーの大衆化だ。さしずめ、salesforce.com は大衆化された IBM というところだろうか。
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