2009年5月31日日曜日

動物病院で知り合いの猫にあう


なんて、初めての経験だ。

2007年の夏、ちょうど梅子が衰弱し、死ぬまでの20日間、夜、通勤の帰りなど、毎日のように会った。
地下鉄の駅近くのタバコの自販機の下に寝そべっていた。

顔が、昔飼っていた紅子にそっくりなのだ。男の子だということと、
長い尻尾が奇妙な具合に曲がっていること以外は、まるで紅子だった。

行方不明になって18年、こんなところにいたのかと(そんなはずはないのだが)、
毎日ご飯を上げた。

つい先日、給食の行き道、ばったり出会い、無事を確認したばかりだが、
まさか動物病院で会うとは思いもしなかった。

飼い主の話によると、その、私がご飯を上げていた暑い夏、彼は捨てられたらしく、現在の飼い主宅の自動車の下で暮らしていたそうな。その家には目の見えない犬もいて、猫を飼うことにえらく反対したそうだが、3日間の家族会議の結果、飼い猫になったそうだ。

ラッキーボーイだ。

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