福島第一原子力発電所の事故が起こった3月11日以降、不思議に思った一番大きな点は、なぜ、東京電力には事故を収束する力がないのか、なぜ日本政府や原子力安全・保全委員会は東京電力に対し、適切な指導ができないのか、ということだった。
もちろん、ほぼ、東北地方の半分に渡る地域で、避難民を救助し、インフラを再建するという大仕事に加え、遭難者の救助、遺体の捜索もしなければならなかった。
それにしても、なぜだろうか。
政治が生活の隅々にまで行き渡った国の官僚が、これほど無能であっていいのだろうか。官僚制というのは、物事がうまく進んでいるときはいいが、非常時には役に立たないのだろうか。あるいは、官僚制の本当の目的は、国民の保護以外の別のものなのだろうか。
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